幼児教育について考えて舞ります!! #17「やりぬく力」


ペンシルバニア大学の著名な心理学者、ダックワース准教授は、人の「やりぬく力」を「成功を予測できる性質」と呼んで注目を集めました。

ダックワース准教授は、それぞれ全く違う能力が求められる様な、異なる状況においても、その人が成功するか失敗するかをかなり高い精度で予測することができました。
「やりぬく力」が高い人が成功する確率は、どんな状況においても高いということがわかっていたからで、「やりぬく力」は、対象者に12問ほどの質問に答えてもらうだけで、簡単に数値化できたからです。

アメリカの教育界で、IQが高いことが成功の条件ではないということが言われ、IQに代わる、成功につながる重要な能力としてダックワースが提唱したのが、「やり抜く力」です。
「やりぬく力」に必要な要素は、「情熱」と「粘り強さ」だと言われていますが、スタンフォード大学のドゥエック教授らの研究によれば、「自分の能力は努力によって後天的に伸ばすことができる」と信じている子供ほど「やりぬく力」が強いということが報告されています。
「やりぬく力」と「才能」には強い関連性はなく、むしろ「才能」があるために「やりぬく力」が弱いという傾向も見られる様です。
親や教師から定期的にその様なメッセージを伝えられた子供ほど「やりぬく力」を伸ばし、成績も向上するという傾向があるそうです。

「やりぬく力」もまた、人が成功するために重要な非認知能力のひとつです。

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
アンジェラ・ダックワース
http://www.diamond.co.jp/book/9784478064801.html

アンジェラ・リー・ダックワース 「成功のカギは、やり抜く力」