幼児教育について考えて舞ります!! #18「待機児童」

幼児教育をと言いながらも、日本では育てる環境自体の問題も取り沙汰されています。
その中でも、待機児童、潜在待機児童の問題は、子育て中の働き方や、家族、家計の問題をも巻き込む大きな社会問題となっています。

「待機児童」とは国の基準を満たす認可保育所に申し込んだものの、満員で入れなかった子供のことを言います。
厚生労働省からは待機児童が多い自治体に対して、保育士や施設の床面積などの設置基準を緩めるよう要請したり、「一時預かり」や「小規模保育」など既存事業の活用を促すなどの緊急対策を行っていますが、なかなか全面的に解決することは難しいのが実情です。

そればかりか、希望する保育所に入れないのに、待機児童にカウントされない「潜在的待機児童」の存在も最近は問題になっています。

保育園に入所するには、子供と同居する家族が、仕事などの理由により子供を保育できないことが条件となります。
求職中の場合でも、保育園の入所を申し込むことができますが、入所後には仕事に就く必要があります。
育児休暇中などの場合「子供を保育できない」という風にみなされず、そもそも保育園に入所の資格が無いということで「待機」とはみなされないのです。
例えば、二人目の子の育児休業に入ったために入園要件を満たせないというケースや、保育園に入れなかったために母親が育児休暇を延長するといった場合など、保育を望んでいるにもかかわらず、家庭で保育ができると判断されてしまい、待機児童としてカウントされません。
また、認可保育園に入れなかったために、無認可保育園に預けられたり、幼稚園の一時預かりを利用している場合も同様に、待機児童とはカウントされません。

この様なケースで保育園に入所できない子供たちを「潜在待機児童」と言います。
少子化の問題もある中で、安心して生み育てられる環境が少しでも整備が進んでほしいものです。