幼児教育の段階に、学力にとらわれることで起こり得る4つのリスクとは?

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就学前の幼児教育における評価は、子供の学習の定着度合いなどの「学力」に偏りがちです。

しかし、必要以上に学力重視の教育に偏りすぎると、子供の正常な脳機能の発達や人格形成に影響を与えてしまいます。

今回は、幼児教育を行う際に知っておきたい、学力にとらわれ過ぎることで起こり得るリスクと心がけるべきことについてまとめてみました。

 

幼児教育の段階に、学力にとらわれることで起こり得る4つのリスクとは?

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1.自然な脳機能の発達を妨げるリスク
幼児教育の段階で知識の詰め込みに偏りすぎると、「自然な脳機能の発達を阻害してしまう恐れがある」といわれています。

学力を重視しすぎて、脳が未成熟なうちに情報を詰め込んでしまうことで、本来発達するべき「感情」や「個性」を育む脳の活動が損なわれてしまうリスクがあるため、注意が必要です。

 

2.コミュニケーション能力の発達を妨げるリスク
幼児教育の時期に、学力をつける活動に時間を割き過ぎると、自発的に外に出て友達を作り、遊んだり喧嘩をしたりしながら共同作業を行っていく機会が減ってしまいます。

それによって、幼児教育の段階で育むべきコミュニケーション能力の発達を妨げるリスクがあります。

そのため、学力をつける活動のみならず、幼児期に学ぶべきコミュニケーション能力をつける機会にも目を向けることが大切です。

 

3.自己肯定感の育成を妨げるリスク
自己肯定感とは、自分の存在の重要性を肯定する気持ちのことです。

自己肯定感を育むことは、子供自身の「生きる意欲」を育むことにつながるため、幼児教育の段階で「自己肯定感」を育むことは重要です。

万が一、幼児教育の段階で自己肯定感を失ってしまった場合、自分に自信が持てなくなったり、大きくなるにつれて学習意欲を失ったりすることにつながります。

それを防ぐためには、学力テストで良い点数を取って親の期待に応えたり、良い評価を得たりすることのみに固執することなく、自分の存在そのものを肯定する接し方を幼児教育から行うことが必要です。それによって、幼児期に本来持つべき自己肯定感を育むことが重要となります。

 

4.過大なストレスによって、脳機能の発達や人格形成に悪影響を与えるリスク
学力を身につけることを重視し、知識を詰め込み過ぎてしまった場合、親の期待に答えようとするあまり、十分に心や身体の発達していない子供は大きなストレスを抱えがちになります。

それによって、疲労が溜まりやすくなったり、頭痛がしたりとういう症状を引き起こすことにつながります。場合によっては、重い病気を発症してしまう可能性もあるため、注意が必要です。

また過大なストレスは、子供の人格形成にも影響を及ぼします。

過大なストレスによって長時間、興奮状態が続くと、血管が収縮して血流が悪くなります。それによって脳に酸素が供給できなくなるため、正常な脳の発達に影響を及ぼすことにつながります。

正常な脳の発達を妨げてしまうと、突然奇声を上げたり暴れだす「キレやすい」人格が形成されてしまったり、自傷行為を繰り返してしまうことにつながりやすくなります。

そのため、幼児教育の段階において、親は子供のストレスのサインを見逃さず、過大なストレスに注意を払うことが大切です。

 

まとめ

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幼児教育は、子供の脳機能の発達や人格形成に大きな影響を与えます。

そのため、学力と他に幼児期に育むべき能力のバランスに注意しつつ、子供との接することを心がけましょう。