幼児教育にITを活用することで期待される、3つの可能性とは?

ece005-01-min学校教育の現場では、タブレットなどのIT端末を活用した教育が活発化してきています。

しかし、全ての教育分野にIT活用が適しているわけではありません。ITの特性や効果的なポイントを理解して使うことが重要です。

今回は、幼児教育にITを活用することで期待される可能性についてまとめてみました。

 

幼児教育にITを活用することで期待される、3つの可能性とは?

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1. 楽しみながら好奇心や探究心を養うことにつながる
タブレット端末などのIT機器は、子供たちを惹きつける音楽・動画などの多彩な演出方法が搭載されているだけでなく、軽くて持ち運びに適しています。

そのため、興味を持ったことに対して、タイミングを逃さず、その場ですぐタブレット端末を使って調べたり、関連するアプリを使って学びを深めたりすることができます。加えて、「見たい」「知りたい」と感じた部分を何度も見返したりすることもできるため、好奇心や探究心を養うことにつながる可能性も期待されています。

例えば、「お散歩」の時間に屋外へ出かけた際、ある昆虫や植物に興味を持った場合、その昆虫や植物の写真をIT機器に付属されているカメラなどで撮影します。その場ですぐに図鑑アプリを使い、音や映像などを楽しみながら興味を持った昆虫や植物を調べることで、好奇心や探究心を育みやすくなります。

 

2.他の友達とコミュニケーションを図る「きっかけ作り」につながる
IT機器をうまく活用している幼稚園・保育園の中には、タブレット端末のカメラで撮影した写真を加工し、みんなの前で発表する機会を設けているところもあります。

IT機器は、写真・動画・音楽などの幅広い素材を自由に組み合わせてオリジナリティのある作品をつくることが可能です。うまく発表や交流の場を設けてあげることで、子供たち同士がお互いの個性のある作品に興味を持って話しかけたり、協力して一つの作品を作ったりするようなコミュニケーションを図る「きっかけ作り」に繋がるツールとしても期待されています。

 

3.遠隔で教育を受けられることで、環境に左右されない学習ができる
ITを活用したアプリケーションの開発が進んだことで、自宅から離れた教室に通わなくても、オンラインで授業を受けることが可能になりました。

パソコン・タブレット・スマホなどのIT機器があれば、場所や時間を問わず、自分の興味のある分野をその道のプロフェッショナルから直接教わったりすることも可能な世の中になりつつあります。

遠隔地であっても、タブレット端末などのIT機器を通じ、あらゆる分野の「第一線の人物」や「本物に近い音・声・映像」などに触れることで、幼児の子供たちの感受性や創造力がより磨かれやすくなります。

それによって、十分に教育環境の整っていない地域や、自分の興味ある分野の先生が近くにいない子供たちにも、インターネットを通じた質の高い教育を届けることができるようになります。

それによって、子供たちが生まれた環境に左右されることなく、教育格差の是正につながる効果も期待されています。

 

まとめ

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幼児教育は、子供の好奇心・探究心・思考力・創造力・感受性などを高める重要な時期です。

表面的な機能の高さや便利さだけをみて利用するのではなく、幼児期に必要な能力を高めるために、リアルの場とどのように組み合わせてITを活用していくかまで考えて利用していくことが大切です。